慰謝料は いくら 取れるのか。
判例からわかる相場と計算方法
不貞行為の慰謝料相場は 50〜500万円、中心ゾーンは 100〜300万円。
婚姻年数・証拠の種類・相手の年収から、あなたのケースの慰謝料見込みを無料で試算できます。
慰謝料 計算シミュレーター
婚姻年数・子の有無・証拠の種類・相手の年収を入力すると、慰謝料の推定レンジが表示されます。
慰謝料の推定レンジ
証拠を選択すると目安が表示されます。
初回相談無料。証拠の有効性から相談できます。
判例からわかる慰謝料レンジ
東京高裁・東京地裁の公開判例集(2015〜2025)から同様事案を抽出した傾向。実際の判決額は事案ごとに変動します。
| 条件 | 推定レンジ | 備考 |
|---|---|---|
| 婚姻1-3年 × 子なし × 証拠中程度 | 50〜150万円 | 判例では下限100万円前後が多い |
| 婚姻4-10年 × 子なし × 証拠十分 | 100〜300万円 | 婚姻期間補正と証拠力で幅あり |
| 婚姻10-20年 × 子あり × 証拠十分 | 200〜400万円 | 子の有無で20%増の傾向 |
| 婚姻20年以上 × 子あり × 証拠十分 | 300〜500万円 | 長期婚姻で上振れ傾向 |
慰謝料を請求できる 5つの条件
以下がすべて揃っていれば慰謝料請求は可能。1つでも欠けると請求が困難になります。
- 法律婚または事実婚があること
婚姻届を出している状態、または社会通念上の夫婦関係があること。単なる交際中は対象外。
- 不貞行為(肉体関係)があること
法律上の「不貞」は肉体関係を指す。キス・デート・LINEのやりとりだけでは不貞と認定されない。
- 相手が既婚と知っていたこと
不倫相手が「既婚であると知らなかった」ことを立証できれば、相手には請求不可(配偶者には可)。
- 知った日から3年以内(民法724条)
消滅時効:不貞行為と相手を知った日から3年。20年経過(除斥期間)で権利消滅。
- 相手に支払い能力があること
判決で慰謝料が確定しても、相手に資産・収入がなければ回収困難。相手の経済状況把握も重要。
証拠の有効性 早見表
慰謝料請求で使える証拠・使えない証拠の目安。組み合わせで立証力が大きく変わります。
| 証拠の種類 | 証拠力 | 備考 |
|---|---|---|
| ラブホテル出入り写真/動画 | 極高 | 複数回・日付入りで最強 |
| 相手の自宅への宿泊記録 | 高 | 深夜〜翌朝のもの |
| 肉体関係を示すLINE/メール | 高 | 具体的記述が決め手 |
| 探偵事務所の調査報告書 | 高 | 第三者記録として有効 |
| 避妊具・ホテル領収書 | 中 | 状況証拠の裏付けに |
| GPS位置情報(単独) | 低 | 不貞の直接証明にならない |
| 食事・カフェのレシート | 低 | 不貞行為と直結しない |
| 本人の口頭自白のみ | 低 | 撤回されると再立証困難 |
誰に請求できるか
配偶者のみ
配偶者に対して慰謝料請求。離婚する場合は「離婚慰謝料」として上乗せ。
50〜500万円
不倫相手のみ
配偶者ではなく不倫相手だけを追求するケース。離婚せず夫婦関係を続けたい場合に多い。
50〜300万円
両方(共同不法行為)
配偶者と不倫相手の両方に請求。ただし合計で判決額の上限、二重取り不可。
合計で上限
弁護士費用の相場
初回相談
無料 〜 1万円/時間
多くの事務所が初回無料。遠慮なく複数相談を。
着手金
10〜30万円
請求が通っても通らなくても発生。成果報酬型なら0円もあり。
成功報酬
回収額の 15〜20%
慰謝料200万円なら報酬30-40万円が目安。
よくある質問
- 慰謝料の相場はいくらですか?
- 不貞行為(浮気・不倫)の慰謝料の判例上の相場は、50万円〜500万円。中心ゾーンは100万円〜300万円です。婚姻年数・子どもの有無・証拠の質・相手の年収で大きく変動します。婚姻20年以上・子どもあり・証拠十分なら300万円〜500万円の上振れも。
- 慰謝料を請求できる条件は?
- ①法律婚または事実婚があること、②不貞行為(肉体関係)があること、③相手が既婚と知っていたこと、④知った日から3年以内(除斥期間20年)、⑤相手に支払い能力があること——この5条件が揃うと請求可能です。
- 証拠がどのくらい必要?
- ラブホテル出入り写真・深夜の宿泊記録・肉体関係を示すLINE・探偵事務所の調査報告書などが有力です。GPS記録のみ・レシートのみでは単独での証拠力は弱く、複数組み合わせることで立証力が上がります。
- 不倫相手からも慰謝料は取れる?
- はい。配偶者と不倫相手の両方に請求可能(共同不法行為)。ただし二重取りはできず、合計額が判決額の上限です。不倫相手が既婚を知らなかったと立証された場合は請求不可。
- 婚姻年数で慰謝料は変わる?
- 変わります。一般に、婚姻期間が長いほど慰謝料は高額になる傾向。婚姻1-3年で50-150万円、10-20年で200-400万円、20年以上で300-500万円が判例の中心ゾーンです。
- 弁護士費用はどれくらい?
- 初回相談は無料の事務所が多いです。着手金10-30万円+成功報酬(回収額の15-20%)が一般的。回収見込みが低い場合は成功報酬型・完全成果報酬型の事務所もあります。
- 慰謝料請求と離婚は同時?
- 離婚せずに慰謝料請求のみも可能。離婚する場合は「離婚慰謝料」として慰謝料額が上乗せされる傾向。離婚調停・裁判の中で慰謝料も決着させるのが一般的です。
- 時効はありますか?
- 原則、不貞行為と相手を知った日から3年(消滅時効)。ただし知らなかった場合でも不貞行為から20年(除斥期間)で権利消滅。時効間近の場合は早めに弁護士相談を。
関連情報
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慰謝料請求は「条件」「証拠」「時効」で可否が変わります。個別ケースは弁護士の無料相談で確認するのが確実です。